プロジェクター用壁紙おすすめ8選｜壁の色は何色がいい？壁に貼るタイプも！

近年、自宅でドラマや映画など映像を観る機会が増えた方も多いですよね。そんな中、自宅でも簡単に設置できる小型プロジェクターが人気を集めています。

プロジェクターを使えば大画面への出力が可能なので、まるで映画館のような臨場感を味わえます。自宅でのんびりと、家族や友人たちと一緒にホームシアターを楽しめるのは贅沢な時間です。また、天井にスクリーンを貼るのも寝ながら映像を楽しめるためおすすめです。

この記事では、スクリーンを使わず、映像を「プロジェクターからプロジェクター用クロス(壁紙)に直接投影する方法」について解説します。また、おすすめの壁の色や、壁に貼るタイプのプロジェクター用壁紙についてもご紹介。「画面が焼ける？」「でこぼこの壁に映せる？」という疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてください。

スクリーンを設置するとなると、スペースが取られますよね。天吊り式のスクリーンの場合は設置器具やポールなどの吊元が必要で、立ち上げ式の場合にも足場のスペースを確保しなければなりません。壁を使えば吊元や足場のスペースが必要ないので、部屋を広く使えるメリットがあります。

また、何も準備するものがない分片付けの手間がないのも嬉しいポイントです。プロジェクターのスイッチを入れるだけでいいので、手軽さも魅力の1つだといえます。

壁紙だとスクリーン代がいりません。プロジェクター用のスクリーンには表面に特殊な加工が施されており、費用も1万円以上かかってしまいます。高画質にしたいなどの特別なこだわりがなくできるだけ手間をかけず安価にホームシアターを作りたい方は、まずは壁への直接投影がおすすめです。

ロール式スクリーンなどを取り付ける際には吊元の準備が必要ですが、壁への投影ならそれらの取り付け作業が必要ありません。賃貸で壁への工事がNGな環境でも投影できるので、使い勝手がとてもいい方法です。

また、スクリーンのように厳密にサイズを考える必要もありません。画面サイズを変えたい時にはスクリーンであれば買い替えるしかありませんが、壁投影であればプロジェクターの設定のみでサイズアップが可能です。

壁投影をしたい場合、壁一面を広く空けておかなければなりません。プロジェクターと壁との間に家具や収納などの障害物があると、映像に余計な影が映り込んでしまう場合があります。

壁投影は空間としてはスッキリと広く見せられるのは大きな利点ですが、壁周辺に置けるものに制限があるので、インテリアなどの置き方には気を付けましょう。棚やウォールシェルフなどは、壁投影したい場所には置かないようにしましょう。

壁に直接投影すると、壁紙や塗料の凹凸によりどうしてもスクリーンとの質感に違いが生じます。凹凸による段差があまりに大きいと映像がずれてしまい画質に違和感が出たり、壁に色や模様が入っていると映像に反映されたりしてしまいます。せっかく4Kのプロジェクターを購入しても壁紙次第ではきれいな映像が見られないこともあります。

スクリーンに適した壁がない場合は、「プロジェクター用の壁紙」を使用するのも1つの方法です。スクリーン素材を使った壁紙も販売されており、画質の向上が期待できます。

まずは、映像を投影できる広いスペースを確保しましょう。壁周辺に置いている物によって余計な反射を生まないためにも、できるだけ大きい平面の壁が好ましいです。

プロジェクターの向きと壁の面が、直角になればさらに理想的です。家具などで壁が隠れていたり部屋に大きな壁が無かったりする場合は、天井をスクリーンとして使う方法もあります。

ベッドに寝ながら大画面を堪能できるのも、ホームシアターならではの醍醐味です。以下の記事では、プロジェクターの設置場所について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

プロジェクター専用のスクリーンと同様に、壁の色は「白」が最適です。白色は1番輝度を得やすいので、プロジェクターが遠い距離にあっても鮮明な映像を映し出せます。

グレーなど白色以外でもプロジェクターで映し出せはしますが、どうしてもスクリーンと比較すると映像の精度は落ちてしまい、見づらくなるかもしれません。また、柄や模様が入っていると映像に映り込んで見えづらくなってしまうので、壁は「単色で白壁」がベストです。

壁紙の素材も重要です。でこぼこが目立つ壁紙だと、映像を映し出した際に歪みの原因となってしまいます。できる限り凸凹のない滑らかな素材を選ぶことが画質UPへの近道です。

もとの壁が凹凸のある塗り壁の場合、上から壁紙を貼るのが難しいかもしれません。それでも壁に投影したい時は、少し手間にはなりますがDIYで滑らかな壁を作れる塗料なども販売されています。

スクリーンでも壁投影でも同様ですが、部屋が暗いほど映像は鮮明に見えます。プロジェクターによる光の投影になるので、部屋が明るいと映像が薄く褪せた印象になりがちです。

遮光カーテンやブラインドなどを使用して、できる限り外の光をシャットアウトするよう心がけましょう。どうしても暗さを確保できない場合は、輝度の高いプロジェクターの使用がおすすめです。

天井にプロジェクター映せばベッドやソファで寝転がりながら映像を見られます。長時間の映画でそのまま寝てしまっても体を痛めることはありません。

天井にスクリーンを貼る前に照明の位置を確認しましょう。ベッドで寝転がりながら映画を見ようと思っていても照明がベッドの上にあればスクリーンは貼れません。可能であれば照明の位置を動かして調整しましょう。

プロジェクターで投影させるための壁紙です。スクリーンのように、映像の投影に適した表面加工が施されており、壁に貼りやすい仕様になっています。壁紙専門店などで取り扱っていることが多く、ネットでの購入も可能です。今ある壁紙の上から貼れるものや貼ってはがせるタイプなど、手軽に施工できるアイテムが揃っています。

今ある壁紙を1度はがして新しい壁紙に貼り替えるとなると、かなり面倒な作業になりますよね。手軽さを優先したい場合には、貼ってはがせるタイプの壁紙がおすすめです。

裏の台紙をはがして貼るだけのシールタイプなので、素人でも扱いやすいのが嬉しいポイントだと言えます。賃貸にもおすすめです。人気が高く欠品になっているアイテムも多いので、購入の際は必ず在庫を確認しましょう。

同じ画面を長時間表示しっぱなしにしておくと焼き付きが生じる恐れがあります。これはプロジェクター側の問題で、スクリーンが焼けるわけではありません。長時間一時停止する場合はスクリーンセイバー機能を使用しましょう。

自分で壁紙を貼って失敗したらどうしようと不安な方へ、プロに依頼する方法もあるのでご安心ください。予算は面積にもよりますが、プロジェクター投影する面だけの張り替えであれば2万～4万位が相場です。

工事にかかる時間も、2～3時間程度で済みます。(壁紙の糊が乾くまでにはもう少し時間はかかります) 道具の準備からすべて自分で行うことやクオリティを考慮すると、プロにお任せした方が満足度の高い仕上がりが得られますよね。総合的に見て検討しましょう。

「家にプロジェクターの投影に適した壁紙がない」「プロジェクター用の壁紙を貼るのが面倒」このような場合は通常のスクリーンも検討しましょう。最近では、コンパクトにまとめられるスクリーンも増えているので、スクリーンが部屋の邪魔になることもありません。

賃貸で壁シートを使用するのが不安な方にも、スクリーンを設置するのがおすすめです。以下におすすめのプロジェクタースクリーンを紹介しているので、興味のある方は製品ページで詳細をご覧ください。

今ある素材で手軽にホームシアターが作れるのは魅力的ですよね。壁紙の素材や環境を工夫すればより映像の質も高くなり、自分だけのお気に入り空間が作り出せます。ぜひ理想のシアターを実現させてくださいね。