【2023最新】業務用（ビジネス用）プロジェクターのおすすめ10選！家庭用との違いも

業務用プロジェクターは、家庭用プロジェクターよりも明るさの値であるルーメンが高く、明るさに優れています。電気を消さなくてもプロジェクターから投影された文字やグラフが見やすく、会議で使いやすいのが魅力です。

そのため、会議やプレゼンなどビジネスで活躍するアイテムです。業務用プロジェクターは使う部屋の広さも考慮しなければなりません。また、家庭用と業務用の違いが分からないという人も多いですよね。

今回は、業務用プロジェクターのメーカーごとの特徴について紹介します。さらに、記事後半でおすすめの業務用プロジェクターも紹介しますので、購入を考えている人はぜひ参考にしてください。

家庭用プロジェクターはアスペクト比16:9のものが多く、主に映像コンテンツやゲーム用としての利用を想定して作られています。色の再現性や高画質なものが多いのが特徴です。画像のゆがみを自動で調整してくれる商品もあります。

家庭用のプロジェクターを選ぶときは、投影距離をしっかりチェックしましょう。短焦点プロジェクターであれば、投影距離が取れない場所でも使用できます。

業務用プロジェクターは、主にオフィスや会議室で使用することを想定して作られています。家庭用のプロジェクターよりもルーメン値が高いものが多いです。また、バッテリー内蔵型であればコンセントの無い場所や営業先でも使用できるので、出張の際も役立ちます。

業務用プロジェクターの中には短焦点プロジェクターもあります。短焦点プロジェクターであれば、スクリーンとプロジェクターが近くても投影が可能です。設置スペースが取りにくい会議室でも使いやすいのが魅力です。

業務用プロジェクターを選ぶ際には、まずは設置場所を考えて選びましょう。スクリーンとプロジェクターの距離が取れない場合は、短焦点プロジェクターがおすすめです。投影距離をスペックでしっかり確認しましょう。

スクリーンの真正面にプロジェクターを置けない場合は、台形補正機能が充実しているモデルがおすすめです。台形補正が弱いと置き場所の選択肢が狭まってしまいます。

天井に補強が入っている場合は天井から吊り下げることもできます。スクリーンと細かく位置合わせができるため、電源を入れればすぐにぴったり合った画像を投影することができます。

設置場所で迷っている方は以下の記事を参考にしてください。おすすめの設置方法を紹介しています。

会議やプレゼンに使うのであれば、グラフや表の文字が見やすくなるよう解像度が高いものがおすすめです。解像度とは、画像を表現するドットの数です。

解像度が高いほど鮮明に投影されますが、パソコンなど出力側のアスペクト比と合わないと解像度が少し落ちます。業務用プロジェクターを選ぶ際はパソコンとプロジェクターの解像度をしっかり合わせましょう。

会議室の広さによって映し出すスクリーンの大きさは異なります。ルーメン値が低いプロジェクターで大きく映し出すと投影画像が暗くなってしまいます。業務用プロジェクターを選ぶ際には、明るさの値であるルーメンもチェックしましょう。

スクリーンの大きさにもよりますが、会議室の使用人数と明るさの目安です。

• 5人～10人が入れる会議室であれば、2500ルーメン
• 10人～20人が入れる会議室であれば、2500～3000ルーメン
• 20人～50人が入れる会議室であれば、3000～5000ルーメン

ルーメンについてより詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

会議やプレゼンでは、パソコンはもちろんBlu-rayなどの機器を接続する場合があります。使用予定の機器がプロジェクターの端子に対応しているかを確認するのがおすすめです。

USBポートやMicroSDカードスロットを搭載しているモデルもあるので、利用シーンに応じて検討しましょう。

会議やプレゼンでプロジェクターを使う際、HDMIなどのケーブルを使ってパソコン接続しますが、プロジェクターとパソコンが遠いと面倒ですよね。

Wi-Fi接続できるプロジェクターであれば、ケーブルを使わずにパソコンから投影できます。スマホに対応している機器であれば、スマホの画像を変換アダプタ無しに投影することも可能です。

リコー(RICOH)からは、スクリーンの間際に設置できる超短焦点モデルが発売されています。超短焦点プロジェクターであれば、設置スペースが限られている会議室でも使用可能です。明るい部屋でも使いやすい3000ルーメン以上のモデルも揃っています。

リコー(RICOH)には縦横両方向に台形補正をする機能が搭載されているモデルもあります。スクリーンの真正面から投影できなくても、補正が可能です。自動補正機能が搭載されているモデルであれば、設置も楽に行えます。

おすすめのリコーのプロジェクターを知りたい方は以下の記事が参考になります。

エプソン(EPSON)からは、スタンダードモデル・モバイルモデル・高輝度モデル・短焦点モデル・サイネージモデルが展開されています。モバイルモデルには、軽量・コンパクトな製品が多く、営業など外出先で使用する場合も、簡単に持ち運びが可能です。

高輝度モデルは、大会議室や講堂などの大空間での使用に適しています。4K出力可能なタイプもあります。エプソンは使用目的に応じて幅広い製品ラインナップから選ぶことができるのが特徴です。

以下の記事ではおすすめのエプソンのプロジェクターについてまとめています。ぜひ参考にして下さい。

ベンキュー(BenQ)のプロジェクターは、ルーメン値が高いのが特徴です。会議室の照明をつけたままでもプレゼンや会議ができます。

さらに、CrestronやAMXなどネットワークを使った映像制御システムと幅広く互換性があります。1台のパソコンから複数台のプロジェクターにネットワーク経由でデータを配信できるため、複数の部屋で同時に投影可能です。

JVCの業務用プロジェクターは、4Kや8Kのプロジェクターが数多く展開されています。文字やグラフの細かいところまで見やすく、色鮮やかに投影可能です。

4K画質で投影可能なハイコントラストモデルでは、3000ルーメン以上のモデルが主流です。電気のついた会議室でも、くっきりと見ることができます。

業務用プロジェクターはレンタルすることも可能です。「年に数回しか使わない」「試しに使ってみたい」という方はレンタルサービスを利用しましょう。ただし、1泊2日や1ヶ月などサービスごとに料金や期間が異なるので、自分に合った条件のレンタルサービスか事前に確認してください。

今回はメーカーごとの業務用プロジェクターの特徴や、業務用プロジェクターを選ぶポイントについて紹介しました。使い方にあった業務用プロジェクターを使えば会議やプレゼンもしやすくなるので、ぜひビジネスに活用してください。