プロジェクターにおすすめのアプリ｜Android・iPhoneに！

おうちで映画やアニメ・ドラマを見るときに便利なプロジェクターがあれば、大画面で迫力のある映像を楽しめます。最近はおうち時間の増加に伴い需要を伸びており、アプリでスマホと接続できるモデルもあるんです。

アプリを起動すれば手元のスマホで簡単操作できるのが魅力です。ただ、おうちでミニシアターを楽しみたくても、プロジェクターの種類や使い方がわからないと敬遠してしまうかもしれません。プロジェクターとスマホの接続は方法を知っていれば難しくありません。

今回はプロジェクターとスマホの接続方法やスマホアプリ、Wi-Fi接続できるプロジェクターを紹介します。AndroidやiPhoneなど、スマホの画面を壁に映すアプリも紹介しますので、購入時の参考にしてください。

iPhoneには、IOS(iOS)が搭載されています。IOSはアップル社が開発したOS（オペレーションシステム）で、パソコンの「Windows」や「MacOS」と同じ役割です。IOSにより操作した内容をアプリに伝え、アプリを経由してプロジェクターを使用できるようになります。

iPhoneを使用して有線で接続する場合は、アップル社純正のApple Lightning-Digital AVアダプタを使用するのがおすすめです。

Androidは、Google社が開発したOSです。Androidを搭載しているスマートフォンなら、Android対応アプリが使えます。Androidで接続する場合はコネクタによって、接続に使用するアダプタやケーブルが異なります。

• USB Type-Cは、「USB Type-C HDMI 変換アダプタ」が必要
• micro HDMIなら、「micro HDMI to HDMI変換ケーブル」が必要
• スマホ側とプロジェクター側がMHL対応なら「MHLケーブル」で接続可能
• スマホ側がMHL対応で、プロジェクター側がMHL非対応なら「MHL変換アタプタ」を使う

コネクタがType-Cポートの場合だと、端末によって映らない場合があるので注意してください。使用する端末に対応しているか確認しましょう。

Wi-Fi接続には、Miracastが必要です。Miracastは、スマートフォンやiPadの画面をプロジェクターで表示させるためのディスプレイ伝送技術です。通常Miracastは、デフォルトでインストールされています。

ただしMiracastを使い無線で接続するには、Miracastに対応したスマートフォンやiPadとMiracast対応のアダプター装置が必要です。

• iPadは接続方法を選ぶ画面から、wifi→DLNA→プロジェクターのSSID→AirPlay→Link〇〇ITVの順で設定
• Androidは接続方法を選ぶ画面から、Wi-Fi→Miracast→設定画面「その他」→PlayTo→プロジェクターのSSIDの順で設定

選択肢は画面に表示されるので、さほど難しくありません。Wi-Fi対応のプロジェクターについては、以下の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

Projector Quick Connectionは、マクセル社が開發したアプリです。アプリをインストールしておけば、マクセル製のプロジェクターを遠隔操作できます。最大で4台まで同時に出力できるのが特徴です。

動画には対応していませんが、写真・資料・カメラ機能で撮影した情報をプロジェクターに投写する機能・マーカー機能もあります。プロジェクターの状態をモニタリングしたり、プロジェクター本体のリモートコントロールも可能です。

スマートフォンと専用のプロジェクターを使って、天井に絵本の投影も可能です。こちらは、無料アプリの「おそらの絵本」を使用します。アプリを使用する場合は、おそらの絵本専用プロジェクターと、おはなしディスクが必要になります。

アプリを起動したら、専用でディスクをセットしてスタートするだけなのでとても簡単です。BGMや効果音も収録されているので、楽しい演出ができます。子供に楽しく読み聞かせをしたいときにおすすめです。

エプソンのプロジェクターを使って、スマホ画面を映し出すアプリもあります。端末内の文書やファイルを投写したり、デバイス内の写真を投写したりできます。また、内蔵されているブラウザを使えば、ウェブページの投写も可能です。

さらに、スマホでプロジェクターの操作、マーカー機能を使ったコメントの保存もできます。ネットワークの接続が不要でアクセスポイントを経由しなくても接続できる「簡単モード」が便利です。

スマートフォンに対応しているプロジェクターアプリといっても、種類は多岐にわたります。自分持っているプロジェクターの機種に合わせたアプリがあるかもしれません。Google PlayやApp Storeでアプリを検索してみましょう。

先ほど紹介したマクセル社のアプリやエプソンのアプリのように、専用のアプリ以外に汎用的なアプリもあります。無料でダウンロードできるもの豊富に揃っているので、ぜひ探してみてください。

Android OS搭載モデルなら、プロジェクターのみでさまざまな用途に利用できます。基本的にプロジェクターは、スマホと接続して使用します。しかし、Android OS搭載のプロジェクターなら単体でさまざまなアプリの使用やネットの閲覧が可能です。

スマホがなくてもプロジェクターの大画面を使って、絵本の読み聞かせ・料理レシピを映す・テレビ番組の視聴などが行えます。スマホゲームのアプリをプロジェクターにダウンロードして、大画面でゲームを楽しめます。

おうちで映画やドラマを見るならプロジェクターを使えば、大画面で楽しめます。プロジェクターに対応しているアプリなら、手元での操作が可能です。映像の他にもスマートフォンに保存した写真を大画面で表示できるのでぜひ活用してください。